短編アクションをカメラ1台で撮れる？ ～現役スタントパフォーマー/役者の伊澤彩織さんに聞いてみよう～
こんにちは、デジタルハリウッドSTUDIO横浜のスタッフ内藤です！本日は、1月21日にSTUDIO横浜で、開催されたイベント『短編アクションをカメラ1台で撮れる？〜現スタントパフォーマー/役者の伊澤彩織さんに聞いてみよう』での様子をお届けしたいと思います！
今回のイベントでは、STUDIO横浜の動画トレーナー 大熊 雪音先生とともに現役のスタントパフォーマーであり役者の伊澤彩織さんにご登壇いただきました！
数々のアクション映画にご出演されている伊澤さんに、映像業界ってどういう感じ？アクションってどういう風に作られてるの？など,実際にアクションの動きなども交えながら様々なトークが展開され、大盛況となりました！
目次
大熊先生と伊澤さんのスペシャルトーク
15:00より開始された今回のイベントでは、大学時代の同級生でもあるゲストの伊澤さんと我がSTUDIO横浜のトレーナー大熊先生による「映像の世界とは？」「WEB業界と違うところや共通点って？」といったお話から、懐かしの学生時代のエピソードトークが繰り広げられました。
また好きだった映画のお話や作り手の視点から見てこの映画がすごかった、更には、シチュエーションによって演出方法が変わるお話しなどなど・・・
普段なかなか知ることができない専門的なお話を深掘りして聞くことができました。
映像に興味がある人、アクションに興味がある人、実際に経験がある人、伊澤さんの作品がきっかけで興味を持つようになった人も多く、参加者の皆さんも私自身も真剣に聞き入ってしまいました！
実際のアクションシーンを映像とともに鑑賞
今回のこのイベントのために、ご用意してくださったVコン(ビデオコンテンツ）を参加者のみなさんとともに鑑賞しました！
私たちが普段見ている映画のアクションシーンがどのように撮影されているのか。撮影の裏側を知ることができた貴重な映像でした！
また撮影で使われた武器などのお話から、なんと今回参加してくださった方が、自前のヌンチャクなどの武器を見せてくださいました・・！これには会場にいた全員が「おお〜・・！！」と、驚きのリアクション。
まさか間近でこのような物を拝見でき、私達も貴重な経験ができました。
参加者の方からの質疑応答
Q.撮影で一番大切にしていることは？
A.伊澤さん：「楽しむために緊張しないこと！
どのような場面でも、本番の時ってドキドキしてしまいますよね・・リラックスすることって大事なんですね。
大熊先生：「メモリー管理」！現実的！
今まで致命的なピンチこそなかったものの、「全身の血の気が引いた」瞬間はあったそうで、改めてデータ管理はしっかりしないといけないなと痛感したようです！
これには私も大きく頷いてしまいました・・！
Q.スマホで自主制作する際、どんなことに気をつけたら良い？
A.「とにかく照明が一番大事！」「プロの照明さんを雇うのが一番」
初めは色々な機材を集めがちですが、機材よりも、実は照明がとても重要！
演出の際に、照明で迫力感、ダイナミック感などが照明によって左右されるとのことで
照明は欠かせないものですね。意外な回答だったので、皆さん、とってもビックリしていました！現在、動画制作をしている方も、これからチャレンジしてみたい方もぜひ、参考にしてみてくださいね！
デジハリ卒業生の作品紹介
本日ご参加いただいた方の中には、動画制作に興味はあるけど、どんな知識が必要なのか、またどのようにして学んでいくのかが気になった方も多いと思います！
そこで！今回は本校卒業生の卒業制作の映像を発表させていただきました。
(ご協力頂いた卒業生の皆さま、ありがとうございました！)
デジハリ横浜のネット動画クリエイター専攻を卒業するとここまで作れるようになる！というのがお分かり頂けたのではないかと思います！
私も実際に作品を拝見する事ができて、とても勉強になりました。
これから勉強してみたい、作れるようになりたい、と思った方のヒントになれば良いなと思いました！
みんなでワイワイ！交流会
私たちが初めて知る映像の世界の裏側や制作者の熱い思いが詰まったトークで、とても濃い内容のイベントになりました！
最後は、フリートークを交えてみなさんと交流の時間です！
本日は様々なご経験をされている方たちにお集まり頂きまして、ご自身の今のお仕事の事、家族の事、学習している事など、聞けば聞くほど、興味深い内容で、私たちスタッフも興味津々。
今こんな仕事してます！とお話されると、また別の方が「実はそのようなお仕事できる人を探していて…」と…！！
なんと！ここで繋がりが！！
(思わず拍手！)
そんな素敵な瞬間を垣間見ることができて、本当に嬉しかったです。
そしてそして！お話を続けていく中で、実際にこのスタジオで、何かアクションするとしたら？どんな風に動く？こういう道具なら用意できる！など、あれよあれよと本イベント第二弾の可能性が浮上！？
実現…できたらいいなぁと思いました！
イベントを終えて、そんな和気あいあいとした雰囲気の中、イベントは無事に終了致しました！今回登壇して下さった伊澤さん、大熊先生。お忙しい中本当にありがとうございました！
そして、お越しいただいた参加者の皆さま。楽しい時間をありがとうございました！
皆さまにとって今後、何かのきっかけになれば幸いです。ここまでお読みいただきありがとうございました。また次回のイベントもお楽しみに！ （編集済み）
登壇者紹介
伊澤彩織さん
役スタントパフォーマー/役者
日本大学芸術学部卒業後、映画『RE:BORN』をきっかけにアクションの世界へ飛び込む。
映画『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』
『ジョン・ウィック：コンセクエンス』などにスタントとして参加。
2021年公開の阪元裕吾監督映画『ベイビーわるきゅーれ』でダブル主演を務め、第31回日本映画批評家大賞新人女優賞を受賞。
2024年秋にシリーズ3作品目となる新作が公開予定。スタント、女優として映画やCMなど幅広く活躍中。
大熊 雪音さん
デジタルハリウッドSTUDIO横浜講師
1994年生まれ。2019年に商社を退職し、テレビの制作会社へ入社。
その後フリーの映像クリエイターになりました。
独学での限界を感じ2021年8月にデジハリのネット動画コースを受講しました。
普段はYoutubeやWEB媒体での映像を企画構成、撮影、編集まで行っています！
写真/撮影
ユアランプ
クリエイティブチーム
