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digital hollywood Studio

卒業生に聞く。地図をみながら森を歩け」の教えで、未経験から、動画クリエイターに転身!

  • 動画編集

教えてくれたひと(卒業生)

境田 利輝郎(さかいだ りきろう)さん

 大学卒業後、家電メーカーの営業として全国の大型スーパーを行脚する。新型コロナウイルスの感染拡大により、自分のスキル一本で食べていける動画クリエイターに転身すべく、デジハリSTUDIO横浜校の映像クリエイティブコースに入学。2020年10月、株式会社メディア・ゲート・ジャパンというデジタルコンテンツの制作会社へ入社し、映像クリエイターとして活躍する。

話を聞いたひと(キャリアカウンセラー)

キャリアアドバイザー 外山夏央(とやま かお)

デジタルハリウッドSTUDIO横浜・キャリアカウンセラー。2020年4月より在籍。変わることを強いるのではなく、すでにある「強み」を引き出すことを信条とする。もう一つの顔はコピーライター/ディレクター。クライアントの課題や強みを引き出し、解決策としてのクリエイティブを提案している。未経験から転身した現役クリエイターとして、求職者に寄り添う。

境田利輝郎さんは、4ヶ月間のカリキュラム中に就職活動を並行して行い、見事、内定を獲得されました。いま、どんな会社で、どんなお仕事をしているのですか?

映像、webサイト、紙媒体、モバイルを融合したメディアソリューションを提案する、高田の馬場にある株式会社メディア・ゲート・ジャパンというデジタルコンテンツ制作の専門会社に入社しました。医療関係の学会やバーチャル展示会などのリアルタイムイベントも得意としている会社です。(社員数30名、映像・WEB等のコンテンツ制作、インターネットを利用した新規ビジネスの企画・開発、各種媒体特性をふまえた広告・広報ソリューション提案、広告代理業務などを行う)僕は現在、You Tubeの動画広告の仕事の発注を受けて、担当ディレクターとして絵コンテを書き、企画を練りながら提案の準備をしているところです。

内定獲得までの経緯についても詳しく教えてください。

僕は新型コロナウイルスの影響もあり、新卒で入社した会社を1ヶ月で退職しました。最初は、転職エージェントに頼ろうかと思ったのですが、「入社1ヶ月で退社された方はちょっと…」と断られてしまいました。そこで、仕方がないので自分で「アフターエフェクト 仕事」などと検索して、企業を探してみたのですが、やはり、「実務経験3年以上」や「実務1年以上」といった条件の求人ばかりでした。それでも「とにかく受けてみよう!」と挑戦し続けて、現在の会社から内定をもらいました。

入社された会社は、どんな人たちが働いているんですか?

webコーディング、音楽プロデュースなど、なにかに特化した専門家たちが集まっています。社員数は決して多くないですが、経験年数よりも、一人ひとりのスキルを見て、選んで採用している感じがします。僕くらいの年齢(20代前半)の人材も多く在籍しています。

ポートフォリオを拝見し、作品のクオリティが高さに注目していました。デジハリSTUDIO横浜に入学される前から、映像制作の経験があったのですか?

映像制作のスキルは、ほぼゼロで入学しました。それ以前は、友達と遊びに行ったときの動画をiPhoneのアプリで切り張りした経験くらい。だから、スキルはデジハリのカリキュラムで身につけました。それ以上に、動画コースの高橋 遼先生と出会い、教わったことが大きいと思っています。

高橋 遼先生(STUDIO横浜・動画担当)から教わったこととは?

技術うんぬん、パソコンのいじり方うんぬんより、考え方・マインドですね。高橋先生は、営業からクリエイターへ転身されて、僕と似たような境遇ということもあり、「クリエイターになるために、これからどうやって考えていけばよいのか」を企画のやり方からはじまって、ていねいに教えてくださいました。

高橋先生から教わったなかで、特に印象に残っていることはありますか?

大切なことが多すぎて厳選するのが難しいですが(笑)、一つあげるとしたら「地図をみながら森を歩け」という教えです。動画制作において「本で勉強することが、地図を読むこと」だとしたら、「動画を実際に作ることは、森を歩くこと」だと教わったんです。地図を見ているだけでは、森は踏破できない。ただ森をさまよっているだけでもゴールできない。「本での勉強と動画の編集、どっちもやりながら、全体を俯瞰しながらやっていきなさい」と。「勉強するのが大事ですか?動画を作るのが大事ですか?」と質問していた僕にとって、目からウロコでした。今後もずっと大事にしたい教えです。

「考え方・マインドを教えてもらった」というのは興味深いお話です。スキルを身につける上で、「考え方・マインド」が重要だと考えますか?

僕自身は、「根本的なマインドを構築できると、前に進んでいけるタイプ」だということが大きいように思います。逆に、そこを教えてくれる人がいないと、ずっとつまずいているようなタイプです。エネルギーはあっても、ぶつける先がわからないと前に進めないというか。だいたい、あとになってから本質とか意味がわかるようなタイプで。本質的な部分を最初から捉えたかった。だから、高橋先生の教えがハマったんだと思います。

ポートフォリオの制作は、どのように進めましたか?境田さんが制作した10本の動画を拝見すると、合成、CG、モーショングラフィック、アニメーション、実写と、豊富な編集技術を駆使していて、作品の種類も、映画のタイトル、企業の広告、採用メッセージ、サービスの広告など豊富ですよね。

最初は合成が楽しくて、合成の作品をたくさん作りました。ただ、就職活動をするにあたって、合成だけじゃ評価してもらえないのではと。「全部、まんべんなくできることをアピールしよう!」と考え、文字を動かすタイポグラフィ、図形を動かすアニメーションといった具合に、作品を増やしていきました。かつ、みんながよく目にするような作品を作るべきだと考えました。LINEを模したメッセンジャーアプリの広告を作ったのも、「ああ、なんか見たことある!」と思ってもらいたかったから。CM作品は就活用に作った部分が大きいですね。

「見たことありそうな作品を作ってみよう」という考えに至ったのはなぜでしょう?

僕はピアノが得意で、学生時代、耳コピした曲をみんなの前で披露することが多かったんですね。ピアノをやっている人なら誰もが知っているショパンの「革命」という曲を弾くのと、AKBや乃木坂、back numberといったJ-POP曲ではみんなの反応が違う。難しさは全然違うのに「おお、すげえ!」とみんなに驚かれて、喜ばれるのは、結局J-POPの曲なんです。そんな経験から、自然と「みんなにウケるものは何か?」ということを考える癖がついていったのかもしれません。ピアノの経験者の前で弾くとなれば、間違いなく「革命」を弾くでしょうけどね(笑)。この視点は、CMや広告動画を作る上で、確実に活きると思います。

境田さんは入学初期に「キャリア面談」を希望してくれました。私が聞くのも変な話ですが(笑)、キャリア面談を受ける価値はどこにあると思いますか?

未経験からクリエイターに転身したいという理由で、デジハリに入学する人は、「キャリアカウンセラーの方とマンツーマンで就活すれば、絶対に就職できる」と考えてしまいがちです。しかし、そうことではなく、「最初の地盤固め」と捉えるのがよいと思います。やりたいことや自分の能力を棚卸しして、考えをまとめて、地盤をしっかり作り、その地盤をもとに自分で就活をやっていくのがいいと思います。

自分なりに自己分析をしてみましたが、一人でやるよりも、キャリア面談で誰かと話すことで、自分の考えをまとめることができる。なんとなく考えていたことも「じゃあ、境田さんはこういう人なんだね!」と言語化してもらうことで納得できたり、自信になったりしました。

最後の質問です。デジハリに入ってよかったですか?

デジハリに入学して、最初に自分の基盤をつくっていただいた。マインドができて、作品作りに励み、自信を持って就活することができました。これから、いろいろなスキルを身についていけたらいいなと楽しみです。

ついつい前職のことを思い出しては、コロナの影響を受けることもなく、やりたい仕事ができていて、「本当に転職してよかった!」と思います。僕はまず、仕事を辞めるという決断をして、そのあとデジハリで良い出会いがあり、良い教えをいただいた。恵まれていました。デジハリに入って、高橋先生と出会っていなかったら、今、こうして映像クリエイターとして活躍できていなかったと思います。

境田さんのご活躍が風の噂で聞こえてくる日が、今から楽しみです。これからも技術を磨いてくださいね!STUDIO横浜スタッフ一同、心より応援しています。

最後にデジタルハリウッドSTUDIO横浜についてご案内!!

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