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Webデザイナーの仕事内容とは?Webデザイナーの働き方から将来性

Webデザイナーの仕事内容

Webデザイナーの仕事内容は、主に「Webサイトの制作」「制作したWebサイトの運用や管理をする」ことです。

よくWebデザイナーはWebサイトを制作するだけだと思われがちですが、Webサイトの改良やメンテナンス(保守管理)も行っています。
例えば、Webサイトが完成したとしてもサーバーやドメインの更新があったり、新しいスマホの端末にWebサイトを対応させたりする必要があります。

このようにWebデザイナーの仕事はWebサイトを作って終わりではなく、運用から管理まで一括して行うものなのです。

そこで、今回の記事ではWebデザイナーの仕事内容を、実際の業務の流れに沿ってご紹介していきます。
読み終えて頂ければWebデザイナーの仕事内容の全てを知ることができるでしょう。

目次

  • 1.Webデザイナーの主な仕事について
  • 2.Webデザイナーの仕事内容
    • 2-1.クライアントとのミーティング
    • 2-2.スケジュールの提案
    • 2-3.見積もりの提示
    • 2-4.ワイヤーフレームの作成
    • 2-5.デザインカンプの作成
    • 2-6.デザインカンプを元にコーディングを行う
    • 2-7.各種ブラウザに対応しているかチェック
    • 2-8.Webサイトの最終確認
    • 2-9.Webサイトの保守管理をしていく
  • 3.Webデザイナーが働く職場
    • 3-1.Web制作会社
    • 3-2.広告代理店
    • 3-3.商品の販売をしている企業
    • 3-4.フリーランスとして独立
  • 4.Webデザイナーの勤務環境
    • 4-1.残業は段々と減ってきている
    • 4-2.週に2回の休日がある
  • 5.Webデザイナーの将来性
  • 6.まとめ

1.Webデザイナーの主な仕事について

先ほどもお話した通り、Webデザイナーの仕事はWeb制作とWebサイトの保守管理です。
まとめると以下の3つに分かれます。

①クライアントとの話し合いで構成やデザインを決める
②デザインカンプを作成してコーティングする
③保守管理の契約通りにWebサイトの運営や管理を行なっていく

1つ目はクライアントからのヒアリングで、どんなWebサイトにしていくか決めていくことです。
ある程度意見がまとまったらワイヤーフレームで構成を作って、クライアントと意見をすり合わせます。

そして、2つ目にクライアントとの話し合いで決まったワイヤーフレームをデザインカンプに作り上げてコーディングします。
3つ目に、Webサイトが完成したら話し合いの段階で決まっていた「保守管理」の契約通りに、ドメインの更新やページの修正などを行なっていきます。

つまり、Webデザイナーの仕事内容はWebサイトの制作から管理まで、全て一括して行うことだといえます。

※現在は役割分担されていることが多く、デザイン担当やコーディング担当などに分かれています。

2.Webデザイナーの仕事内容

ここからは、Webデザイナーの仕事内容を、業務の流れに沿って解説していきます。

上から順に見ることで、Webデザイナーの仕事内容を全て知れるので参考にしてください。

2-1.クライアントとのミーティング

Webデザイナーの仕事はクライアントとのミーティングを行い、クライアントがWebサイトに載せたい情報を整理するところから始まります。
クライアントによってはWebサイトで何を伝えたいのか、何をアピールしたいのか意見がまとまっていないことがあります。

通常は先にヒアリングシートなどに必要な情報を記入してもらい、それを見ながらミーディングを行っていきます。

例えば、飲食店を経営しているクライアントが陥りがちなのが、席数や宴会の受付人数など載せるべき情報の記載を忘れてしまうことです。
このように、クライアント側で抜けている情報をWebデザイナーから提案してあげることも必要です。

2-2.スケジュールの提案

情報の整理が終わったらWeb制作のスケジュールを立てて、クライアントにスケジュールの提案をします。

具体的には「構成を含めたデザインとコーディングに何日間かかるか」「公開はいつになるか」の2つです。
その中にWebサイトに必要な画像やアイコンなどの素材をクライアントからもらうスケジュールも立てておきます。

Webデザイナー側でスケジュールを決めてWeb制作を進めても、クライアントから素材が届かないとWeb制作のスケジュールが遅れてしまうからです。

2-3.見積もりの提示

情報の整理とスケジュールが決まれば、最終的な見積もりをクライアントに提示します。
Web制作をする企業によっては1ページあたりで何円なのか、お問い合わせフォームをつけると何円なのか決まっています。
つまり、載せる情報量やページ数によって料金が異なるのです。

ここでは、予算に応じて構成を増やしたり、逆に外したりするページを出てきます。
見積もりの提示が終われば実際にWebサイトの構成を行なっていきます。

2-4.ワイヤーフレームの作成

ワイヤーフレームはデザインの下書きのようなもので、主に大まかなWebサイトのレイアウトや構成を決めるために作られます。

Webデザイナーによっては紙で作成する場合もありますが、クライアントのチェックがあるので清書としてツールで作成してPDFなどで提出するのが一般的です。
ツールはPhotoshopやIllustratorを使うことが多いと言えます。

※最近ではワイヤーフレームを作るときに「Adobe XD」が使われることもあります。

このワイヤーフレームがあればWebデザイナー側がデザインをしやすくなるだけではなく、クライアントに「不足している情報はないか」「伝えたい情報の順序が間違っていないか」の確認をすることが可能です。
簡単にいうと、ワイヤーフレームを作ることでミーティングの際に整理した情報に漏れがないのか再確認することができるのです。

2-5.デザインカンプの作成

ワイヤーフレームのクライアントチェックが終わった後、デザインカンプを作成します。

デザインカンプはワイヤーフレームを元にデザインを作成して、コーディングに備えるデザインの完成図です。

このデザインカンプをPhotoshopやIllustratorといったグラフィックソフトを使って作成していきます。

デザインカンプで作ったデザインがWebサイトの完成形となるので、Webデザイナーにとってもっとも重要な仕事の1つといえるでしょう。
完成次第、クライアントにデザインをチェックしてもらい、修正が必要なところは修正を行います。

2-6.デザインカンプを元にコーディングを行う

デザインカンプが完成したらコーディングを行って、実際にWebサイトのデザインをWebブラウザに表示できるようにします。

コーディングはHTMLやCSSなどのマークアップ言語と呼ばれる言語を使って行われます。
必要であればJavaScriptやPHPといったプログラミング言語を使うこともあるでしょう。

コーディングを行うことでデザインカンプで作ったデザインを、実際にユーザーがパソコンやスマホで見ることができるようになります。

コーディングが終わり次第、次でご紹介する各種ブラウザに対応しているかチェックが行われます。

2-7.各種ブラウザに対応しているかチェック

コーディングが終わり次第、完成したWebサイトが各種ブラウザに対応しているかチェックを行います。

例えば、Windowsユーザーがよく使うGoogle ChromeでWebサイトを見ることができても、Macユーザーがよく使うSafariではレイアウトが崩れている可能性があるからです。

ブラウザはいくつも種類があるので、利用しているユーザーが多いブラウザを対応させていく必要があるのです。

チェックするときは、それぞれのブラウザで作成したWebサイトを実際に表示して確認をします。
もしここで対応していないブラウザがあれば、修正を行って対応させます。

2-8.Webサイトの最終確認

ここまでの工程が全て終了したら、クライアントの最終チェックのために検品を行います。

デザインカンプまでのクライアントチェックは全て終わっているので、ここで行うのはHTMLの文法エラーや記述漏れ、リンク漏れ、誤植などのチェックです。
つまり、コーディングにミスがないか確認をします。

検品が終わり次第クライアントに最終確認をして納品となります。

2-9.Webサイトの保守管理をしていく

納品後、必要に応じてWebサイトの保守管理を行っていきます。

保守管理はクライアントとのミーティングの段階で、どこからどこまで管理するのか契約で決めておくことが一般的です。
例えば、保守管理の契約では下記のようなものがあります。

保守管理の例

  • 掲載情報の修正や更新
  • ドメインやサーバーの更新
  • SSLサーバー証明書の更新
  • 新しい端末への対応
  • バックアップ
  • CMSのバージョンアップ

このように契約に沿ってWebサイトの改良や修正などの保守管理をしていきます。
ここまでがWebデザイナーの仕事内容です。

※保守管理の契約をせずにWebサイトの制作だけを行う単発の仕事になることもあります。

3.Webデザイナーが働く職場

ここからは、Webデザイナーが働く職場についてお伝えしていきます。

一般的に、WebデザイナーはWeb制作会社に勤めることが多いですが、最近ではECショップ(ネットショップ)を運営している会社など様々なところでWebデザイナーの需要が増えています。
つまり、Webデザイナーは幅広い業界で働くことができる職業なのです。

具体的にどんな企業で働くことができるかご紹介していくので見ていきましょう。

3-1.Web制作会社

Web制作会社は、その名の通りWeb制作を業務のメインとしている企業です。

業務の多くが「クライアントからの依頼でWebサイトを作る」ことで、Webデザイナーがもっとも多く働く職場でしょう。
Web制作会社の中でも「デザインに特化した企業」「マーケティングに強い企業」など様々です。

3-2.広告代理店

広告代理店でもWebデザイナーが働くことができます。

広告代理店は企業の広告を担当している企業です。
企業(広告依頼主)からの依頼を受けて「新聞で広告するのか」「ネットで広告するのか」など戦略を立てて広告を掲載していきます。

そのために、広告主(新聞やネット)との交渉やCMの制作の依頼などが必要なので、これら全てを広告代理店で行います。

この広告の中に「ランディングページ」も含まれています。

ランディングページ(Webの広告をクリックした際に出てくる)は特定の商品を宣伝するためのページで、Webデザイナーが作成することが多いです。

このランディングページの制作を広告代理店が行うこともできることから、Webデザイナーを雇用しています。

3-3.商品の販売をしている企業

特にECサイトなどで商品を販売している企業で、Webデザイナーが雇用されています。

表向きは店舗を構えて商品の販売をしているだけでも、実はWeb制作をしていたりECショップの運営をしている傍でWeb制作していたりと様々な企業があります。

例えば、カバン屋さんやレザーショップなどの企業にもWebデザイナーがいます。
しかも、ECサイトを運営するためだけではなく、実際にクライアントから依頼をもらってWeb制作を行ってます。

その他のWebデザイナーがいる企業の例

  • Amazonに出店している企業
  • 楽天に出店している企業
  • カバン屋
  • レザーショップ
  • 不動産

つまり、幅広い業界でWebデザイナーを雇用する傾向にあるのです。

3-4.フリーランスとして独立

Webデザイナーは、企業に勤めなくてもフリーランスとして独立していつでも好きな場所で働くことができます。
パソコンとネット環境があれば自宅で働くこともできるので、小さなお子様がいる方でも自由に働くことができるでしょう。

Webデザイナーでフリーランスとして独立する人は、マイナビの調べによると全体の32%もいます。

企業勤めとフリーランスの割合の円グラフ

実に、Webデザイナーの3人に1人はフリーランスとして働いているのです。

4.Webデザイナーの勤務環境

以前までは、Webデザイナーを含めてIT業界は激務のところが多く、残業も多いことで知られていました。
しかし、現在は企業が労働環境の整備をしていて、働きやすくなってきていると言えます。

4-1.残業は段々と減ってきている

Webデザイナーの残業は段々と減ってきています。

これは過去に大手企業で残業についてトラブルが起きたり、働き方改革によって国から企業に対しての監視が強くなったりしたことが要因だと考えられます。

経済産業省の調べによると、2017年時点でIT業界全体の平均残業時間は1ヶ月に約27時間でした。

経済産業省の資料を参考にした年代別の残業時間

現在は、これよりも残業時間が減ってきているでしょう。

まだ統計などは出ておらず、実際にどのくらいの残業が減ったのかは定かではありません。
しかし、残業を減らそうとしている企業が多いことから、これからも残業時間は減っていくと考えられます。

※平均残業時間はあくまでも目安です。職種によって変わるので必ずしもWebデザイナーの残業時間が27時間ということではありません。

4-2.週に2回の休日がある

Webデザイナーは他の職種と変わらず、週に2回の休日があることがほとんどです。
大手転職サイトで50社の求人を確認したところ、ほとんどが完全週休2日制でした。

完全週休2日制、週休2日制の割合

週休2日だけだと毎週2日の休みをとれるわけではありませんが、完全週休2日は必ず週に2日の休みがあります。

Webデザイナーだから休みが少ない、ということはないので安心して働くことができるでしょう。

5.Webデザイナーの将来性

Webデザイナーは需要が高く、将来性のある職種です。

それは、Web自体の需要が増えてきていて、Webデザイナーの仕事が多くなってきているからだと言えます。
その指標として広告費が挙げられます。

テレビの広告費にネットの広告費が迫っている画像

電通の調査では2018年のテレビの広告費が1兆7,848億円だったのに対して、インターネットの広告費が1兆7,589億円とテレビの広告費に迫っているとわかりました。
2010年には1兆円もの差がありましたが、たった8年でこれだけ差がなくなっています。

広告費が増えるのは、その媒体に需要があるからです。
つまり、ユーザーのインターネットの需要が高まっていて、インターネットに広告を出すと企業にメリットがあるのです。

インターネットに広告を出すなら広告のページを作る必要があります。

この広告ページはWebデザイナーが担当することが多いでしょう。
そうすると、Webデザイナーの仕事はどんどん増え続けるので、将来的に需要はさらに高まるはずです。

6.まとめ

Webデザイナーの仕事は「Webサイトの制作」と「Webサイトの保守管理」でした。

Webサイトを制作して終わりではなく、保守管理も行うことでクライアントと長い付き合いになることがほとんどです。
このことから、WebをデザインするだけがWebデザイナーの仕事ではないとわかります。

そんなWebデザイナーは幅広い業界で働けて、残業も減ってきていることから働きやすくなってきています。

もしあなたがWebデザイナーになるなら、Webデザインを体系的に学べるWebデザインスクールがおすすめです。
Webデザインスクールであれば、スキルを手順よく身につけることができるので最短でWebデザイナーを目指せるでしょう。

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