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「SNSを仕事にしよう!」♯4
コアなファンを集めるSNS活用術とは?

デジタルハリウッドSTUDIO横浜では、これからのビジネスシーンで不可欠なスキルである「SNS力」に注目し、「SNSを仕事にしよう!」を合言葉にオンラインイベントを開催しています。


第4回のテーマは
「コアなファンを集めるSNS活用術」

ひと昔前まで、宣伝をしたい場合には
多額の広告費が必要でしたが、SNSの登場によって無料で広報活動ができるように大きく変化しています。

ただ、個人でもSNSをうまく活用すればファンを集められる一方で、届けたいターゲットとどうコミュニケートするかの設計がなければなかなか効果が出にくいという実態もあります。

そこで、今回、SNSを活用した集客のプロである株式会社PR NET代表取締役上村菜穂さんをゲストにお招きし、「SNSを活用していかにファンを集めるか、効果的に情報を届けるか」の秘訣についてお話を聞きました。

SNSは実際の名刺以上に事業内容や思いを伝え「無理に売らなくても売れる」状況を作り出せることや、営業活動をしなくてもファンが集まるストーリづくりのポイントなど、SNSで仕事を得たい方が実践できるポイントを多数お伺いすることができました。

Index①どんな業種、どんな年代でも
SNSで集客できる可能性がある!

②SNSを使う最大のメリットは
「名刺になること」

③第一印象を左右するプロフィールは工夫する

④集客への一番の近道は、届けたい人に丁寧に伝え続けること

どんな業種、どんな年代でもSNSで集客できる可能性がある!

ゲストの上村菜穂さんは、“広告費をコストカットして理想のお客様が集まるSNSづくり”をコンセプトに、SNSで新規集客したノウハウのコンサルティングや研修・講演を多数行っている、まさにSNSによる集客のスペシャリスト!

モデレーターを務める慶野英里名さんは、出版社の正社員とフリーランスの二足のわらじを履くパラレルキャリアの実践者で、日頃からSNSを通じてさまざまな活動を発信されています。

対談は、慶野さんからの「SNSで本当に集客できるの?」という質問からスタートしました。

上村:「かなりできますね。私自身もそうですし、お客様もどんどんSNSから集客しています。

プライベート使いで「今日オムライス食べた!」という発信などしていると、集客できるイメージがし難いかもしれません。

しかし利用者はテレビを見る時間がSNS、YouTubeへとどんどん移っているので、届けたい相手を決めて、お役立ち情報を発信すればSNSで集客はすごくできます!

上村さんのお客様は美容系を中心に、カラーやヨガのお仕事、キャリアコンサルタントや占い師さん、営業の講師の方までさまざまとのこと。

どうしても、映える写真がないと躊躇する人も少なくありませんが、上村さんはどんな業種でもSNSを活用できるといいます。

上村:「インスタグラムの場合、美容系、お料理などでない限り難しいのでは?

と思われがちですが、私自身も無形サービスを扱っていてインスタを活用しています。

お写真があればそれはそれでいいですけれど、どんな業種でもSNSで集客できる可能性があります。」

慶野:「本日もいろいろな業種の方に参加いただいていますが、無形サービスでもSNSを活用できるって聞くと励まされますね。

私も『こんな講演をしました!』という投稿をよくします。

コンサルタントさんや講師の方もSNSで情報発信して集客されているということで、みんなチャンスがありそうですね。」

SNSの中でも、インスタグラムは特に、若い世代を中心に盛り上がっているようにも見えます。

実際、もっと上の世代をターゲットに集客できるものかも気になるところです。

上村:「たしかに若い人が多めではありますが、インスタグラムもTikTokも40、50代にもどんどん広がっていますし、

年代の思い込みで制限をかけない方がいいですね。

有名なプラットフォーム(Instagram、Twitter、YouTube、Titkokなど)には色々な世代、属性の方がいらっしゃいます。」

慶野:「ご自身の業種、世代、属性でSNSは関係ないって切り捨てるのは、本当にもったいないと思います!」

SNSを使う最大のメリットは「名刺になること」

人とリアルで会う機会が少なくなっているコロナ禍では、SNSは「名刺以上に名刺の価値を発揮するもの」と上村さんは言い切ります。

実際、上村さんも慶野さんも営業活動をした経験がなく、ほとんどSNSで商談を進めているとのこと。

上村: 「お会いしたりお話したりというアクションをとる前に、この人のSNSはどんな感じだろう?と調べる人がどんどん増えているんですよね。

発信内容から、信頼感がある方だな、安心してお仕事をお任せできる人だなっていう印象を与えるものになっているので、今の時代の名刺と思ってもらって間違いないですね。」

慶野:「名刺だとメールアドレスが変わったり、事業内容が変わったりもありますけど、

SNSって、いま今自分が何をしていて、何に関心があるのかをリアルタイムに発信できて、それに応じて仕事がくるかもしれない。

私もここに魅力を感じて使っています。」

講演等に参加するたびにSNSで共有していると、「うちでも似たようなことをしたいのですが」と新たな依頼を受けた経験が何度もあると語る慶野さん。

慶野:「名刺交換した方に、『こういう講演に出ました!呼んでもらえませんか?』って電話しても、多分呼ばれないですよね。」

上村:「本当にそうです。

先週もお客様から同じようなご報告をいただいたのですが、無理に売らなくても自然と売れる。

営業自体もなくしてしまう、それを無料で使えるところがSNSの魅力だと思います。」

投稿を届けたい人は「何に困っているのか」を整理し、役に立つ情報を発信する

昔から営業するのが大の苦手だったという上村さんですが、現状ではSNSによって営業は一切不要となり、インスタグラムかブログ、フェイスブックを見て問い合わせを受けることがほとんどだといいます。

上村:「一番発信しているのはインスタグラムです。

プライベート投稿をしながらも、私が届けたいお客様へのお役立ち情報というものを入れています。

たとえば、私の場合、集客に困っている方がお客様。

そのお客様が悩んでいること、もしくは求めていることにアンテナを張って、そこに情報発信することがとても大切です。」

具体的には、これまでのお客様の声や感想を思い出してみる。

感想などがまだあまり蓄積されていない場合は、日頃の会話の中からお客様は何に悩んでいると言っていたかな?と思い出してノートに書いてみる、などを実践するのがよいとのこと。

上村:「発信の頻度に悩んでいるって言っていたから今回その内容を投稿しよう、発信が続かないことか課題と言っていたからモチベーションについて発信しようとか。

そんな風にやっていただくと、無形サービスでも集客につながっていきます。」

慶野:「SNSを使って価値ある情報を届けて、受け取る人がその価値を感じることでコミュニケーションがより強固になっていくわけですね。」

「この人だからこそお願いしたい」と思わせる、自分のストーリーをつくる

ターゲットを明確にし、ターゲットに役立つ情報を届けるのがSNSで最も大切なことです。

ただ、さまざまな情報が溢れている今、さらにプラスして「自分のストーリーをつくる」ことが求められています。

上村:「どういう想いで今のお仕事をしているのか、です。

英里名さんであればどんな想いでパラレルキャリア研究所を始めたのかとか、それをなぜ続けているのかとか。

続けられるやっぱり理由があることだと思うんですよね。」

仕事を通して自分がどうなりたいのか、誰かに貢献したいのか、もしくは社会をこうしたいという自分の内側に秘めている想いは、それ自体が素晴らしいビジョンとなり、その人だけのストーリーになると上村さんは語ります。

上村:「最初は恥ずかしいっておっしゃる方も多いのですが、そこを伝えるからこそ『この人、素敵だな』と思って選んでくれるんですよね。

お役立ち情報といっても今溢れてきちゃっていますから。

お役立ち情報を発信しながら、いかに自分のストーリーを伝えていくか、この両軸がすごく大事だと思います。」

慶野:「単純にその商品がいいだけではなくて、その人から頼みたい、買いたいってなるわけですね?

上村:「そうです!英里名さんがまさにそんな感じで、たくさんお仕事が集まってくるのだろうなって思いました。

これまでイベントでご一緒させていただいてすごいなと思うのは、失敗も自分からどんどんさらけ出してくれるで、他のパネラーさんも失敗談を言いやすい空気を出してくれるところです。」

大学の授業で「自己開示の法則」を学んで以降、積極的に自己開示することを心がけているという慶野さん。

日頃から、失敗した話もどんどんするよう意識しているといいます。

上村:自戒を込めてお話しすると、私はいいところばかり見せようとしてしまいます。

「この人もこういう失敗をしたんだ」って人間味が感じられるお話は、それも一つのストーリーになり、魅力を感じてもらえると思いますね。」

慶野:「無駄に個人情報を出しまくれとは言いませんが、隠すべき個人情報は隠しつつも、自分の人柄とか、つまずきポイントとか、自分っていうものを隠さずに出していった方がSNSはうまくいくのかなって思います。」

第一印象を左右するプロフィールは工夫する

一方で、最初に見られるプロフィールも重要なポイントとなるのがSNSの特徴です。

上村:「お客様には、自分のコンセプトはしっかり伝えてくださいとお伝えしています。

私であれば、『広告費をコストカットして理想のお客様と出会えるSNSづくり』がコンセプトです。

同業者と何が違うのか、どんな価値を提供できるのかといったこだわりや差別化ポイントを言語化して、最初の1、2行に入れることが大切。

インスタグラムだと改行できるので、私は箇条書きにしています。」

注意点もあり、インスタグラムのプロフィールでは「#セラピスト」とか「#カフェ」のような一般的なハッシュタグを使うと、せっかくプロフィールを見に来てくれた人が別の投稿に飛んでしまうことがあるのでNG。

プロフィールにハッシュタグは不要だと思いますが、入れたい場合は少し工夫して自分オリジナルのハッシュタグを1つ付けるのがおすすめです。

さらに、インスタグラムとフェイスブックで連動投稿ができる仕組みになっていますが、反応率が落ちる傾向にあるのであまりおすすめできないとのこと。

同じ内容でもいいので、インスタグラム、フェイスブックそれぞれに投稿するのがよいとのことです。

集客への一番の近道は、届けたい人に丁寧に伝え続けること

慶野:「上村さんのお話を聞いて、SNSでファンを集めるためにやるべきことは、自分がこれを発信したいではなくて、相手にどう役立つかな、楽しんでくれるかなって、相手と向き合ってコミュニケーションを取り続けることなんだと思いました。」

上村:「結果が出るまでのプロセスも、個人のスキルアップにつながると思うんです。

お客様は何に困り、何を求めているのだろうってアンテナを張るのって、マーケティング力の基礎の基礎ですよね。

フォロワーさんの性別や地域、年齢層などもわかるので、インサイトの分析もとても大事なことです。

「届けたい人に丁寧に伝え続けること」こそが、ファンを集め、効果的に情報を届けるための近道、ということ。

SNSという最強のツールをどう活用していけばよいのか、上村さんには今回さまざまな視点からお話いただき、ありがとうございました。


【登壇者プロフィール】



上村 菜穂(うえむらなほ)

株式会社PR NET CEO

〝広告費をコストカットして理想のお客様が集まるSNSづくり〟をコンセプトに、女性集客の講師として全国で活動中。

14歳でメールマガジン20,000人・恋愛部門1位を取得。

20代女性向けの集客やPRが得意なライターとして学生から独立。

東京大学、楽天、ロート製薬、POLA(敬称略)など全国で延べ4,300名以上の前で行っている。

【HP】https://nahouemura.com/

【Instagramhttps://www.instagram.com/nahouemura/

【メールマガジン】https://www.reservestock.jp/subscribe/100013




慶野英里名(けいのえりな)

パラレルキャリア研究所代表/一般社団法人クロスオーバーキャリア理事長。

都内の出版社にフルタイムで勤務しながら、2018年に「パラレルキャリア研究所」を設立し、「パラキャリ酒場」「秘境PR部」など、複数の軸足を持つ働き方・パラレルキャリアに関するイベントを80回以上開催。

イベントの広報はSNSを活用して実施しており、企業・自治体向けにSNS活用のアドバイザー業務なども行う。

【Facebook】https://www.facebook.com/ erina.takamura.5

デジタルハリウッドSTUDIO横浜では、「SNSを仕事にしよう!」を合言葉に今後もオンラインイベントを開催していきます。

【オンラインイベント情報】
https://school.dhw.co.jp/school/yokohama/event/20191231.html

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